高江洲陶磁器
本家が壺屋という高江洲広志さんは、県立芸術大学の2期生として入学し、沖縄の焼き物や民藝の考え方を学びました。卒業後は石川県の金沢市で現地の工芸や現代アートなど、それまでとは違った視点で約10年間焼き物に携わります。その後沖縄に戻り、2005年、八重瀬町で高江洲陶磁器を立ち上げます。
中でも代表的なシリーズがテンウチの器で、トルコブルーとコバルトのドットや、沖縄でも古くから使われている唐草文様が描かれた器です。
食卓を明るく楽しくしたいという高江洲さんの思いが、現代の暮らしに合ったシンプルなデザインで表現されており、やちむんでは珍しい磁器のようなツヤのある白色が特徴で、和洋食問わず使えるデザインが人気です。