目まぐるしく過ぎていく師走の日々。ですが、帰省の際の手みやげは何にしようか考えたり、身内の子どもに渡すお年玉の新札を用意したりしていると、いよいよ今年が終わり新たな年が近づいているのを感じます。
その準備の一つに加えていただきたいのが、年越しそばをいただく器。今年一年がんばってきた自分と家族への「お疲れ様のギフト」として、やちむんのそばマカイ(丼ぶり)はいかがでしょうか?
おおらかさ、素朴さ、華やかさ。器によって個性はさまざまありますが、きっと一年の疲れを癒やし、新たな年への活力をくれるパートナーになってくれるはず。
ところで、沖縄では年越しそばも沖縄そばを食べるのが一般的です。そもそも沖縄には大晦日にそばを食べるという習慣はなかったところを、1972年の日本復帰以後から「内地では年越しそばというのを食べるらしいぞ……」と他県にならって食べ始めたのが定着したそうです。
琉球料理家の嘉陽かずみさんにその当時のことをうかがったコンテンツがありますので、どうぞご覧ください。
ゆんたく沖縄料理教室 第1回:手打ちでつくる沖縄そば
そしてそばの具として人気のメニューといえば「三枚肉」。こちらもレシピと動画をご用意しておりますので、参考にしていただけるとうれしいです。
ゆんたく沖縄料理教室 第2回:三枚肉の煮付け
一年を締めくくる沖縄そば。ぜひお気に入りの器を見つけてください。