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湧田陶器 湧田弘


湧田陶器

沖縄県那覇市繁多川で工房を営む湧田弘さん。中学校を卒業後、定時制高校に通いながら、収入を得るための仕事として焼き物づくりを選び、那覇市壺屋の島袋常恵氏に弟子入り。焼き物用の土を踏む仕事からスタートしました。

現在は、工芸品やものづくりが好きで工芸業界に入る人が多いのですが、湧田さんが仕事を始めた当時は、生活するための手段として工芸を選ぶ人も多くいたそうです。
その後、沖縄が日本に復帰した翌年の1973年に独立し、湧田陶器を立ち上げました。

独立後は沖縄県内外で徐々に認知され、取引先も広がっていきます。また、その後積み上げた高い技術力で数々の賞も獲得し、2002年には、国の伝統工芸士(経済産業大臣指定による伝統工芸士称号)に認定されました。


湧田陶器
湧田陶器

焼き物づくりを始めて60年以上、「もしかすると、沖縄の陶工の中では、僕が一番たくさんシーサーを作ったんじゃないかな」と笑う湧田さん。これまで作り続けてきた定番アイテムのほかに、最近では、親子をテーマにしたシーサーを数多く製作し、人気となっています。

長年変わらぬスタンスで愚直にものづくりを続け、技を積み重ねてきた湧田さんの存在は、工芸品の持つ普遍性と、ものづくりを深く追求し続けていく姿勢を、現在の沖縄の工芸業界に示しています。


湧田陶器

ゆいまーる沖縄は、湧田さんと30年以上前からお付き合いをさせていただいており、今回特別に希少なシーサーをご紹介することができました。湧田さんの人生の結晶ともいえる手びねりのシーサーをぜひご覧ください。

◆湧田さんの詳しい情報:『足元にみつけた物語』 の記事はこちらから→

【プロフィール】
1939年 沖縄県那覇市生まれ
1956年 島袋常恵氏に師事
1973年 湧田陶器として独立
1987年 現代沖縄陶芸展技能賞受賞
1988年 沖縄県知事より優秀技術者として表彰
2002年 経済産業大臣指定による伝統工芸士称号を授与


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