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新しい一年を迎えるしつらいに、沖縄・恩納村で育ったベチバーを用いた迎春飾りをご紹介します。
青みを残したまま丁寧に乾燥させた葉を束ね、ひとつひとつ手仕上げで形にしたシリーズです。

自然の清々しい香りと、やさしく揺れる繊細な表情が、年のはじまりの空気を穏やかに整えてくれます。
壁に掛けても、棚や玄関にそっと置いても、空間に軽やかな存在感を添えてくれます。香りを楽しむアロマディフューザーのように使うこともでき、お正月を過ぎたあともインテリアとして長くお楽しみいただけるのが魅力です。時間とともにゆっくり変化する色合いも、自然素材ならではの味わいです。

このシリーズを手がけるのは、ANMOM(アンマム)の小出さん。生まれ育った沖縄でベチバーと出会ったことをきっかけに、その奥深い魅力を届けたいと、日々の暮らしに寄り添うアイテムづくりを続けています。
沖縄では古くからクバ、月桃、アダンなどを使った民具が親しまれてきましたが、ベチバーは新たな素材としても注目され、さまざまな形へと姿を変えようとしています。


ベチバーはイネ科の多年生植物で、和名では「カスカスガヤ」と呼ばれます。細く長い葉を持ち、背丈は2メートルを超えることもあります。
もっとも特徴的なのは、土深くまでしっかりと張る強い根。沖縄では赤土の流出を防ぎ、海の珊瑚を守るためのグリーンベルトとして植えられてきました。



その根には独特の芳香があり、古くはインドの宗教儀式の薫香として用いられ、衣類の虫除けやヘアオイル、編み細工の材料など、地域ごとにさまざまな暮らしの知恵として受け継がれてきました。

「掘り起こした根」を意味するタミール語の名を持つように、土地と深く結びついた植物です。
沖縄の風土に根づきながら、静かに香りを放つベチバー。自然の形をそのまま生かして作られたお飾りが、皆さまの一年のはじまりに、清らかな気配をそっと添えられますように。


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