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自然体のやちむん

ノモ陶器製作所

読谷村の静かな静かな住宅街で、一人でコツコツ作陶を続ける「ノモ陶器製作所」の野本周さん。ゆいまーる沖縄では開店以来ずっと扱わせていただき、多くのお客様に選んでいただいている工房さんです。

ノモ陶器 工房全景

5年前に移転してきた小さな工房で日々生み出されるやちむんたち。1ヶ月かけて成形から素焼きまで行い、次の1ヶ月をかけて絵付けをして焼成、というサイクルで工程を回しています。

ノモ陶器製作所のやちむんは、ぽってりとして比較的厚みがあり、どこかあたたかみやおおらかさを感じさせるのが特徴です。

ノモ陶器 絵付け途中アップ 製作途中の皿

「自然体」という言葉が、野本さんという人を伝えるのにもっともしっくりくる気がします。 自分を大きく見せようとかそんな気持ちが感じられず、小さく見せることもない。

「もともとその人が持っているもの」とでも表現するしかないような、ごくごく自然な調子で言葉を語り、ろくろを回し、絵付けをする。そうして生まれたやちむんが、おおらかさや包容力といった魅力をまとうのは、これまた至極自然なことなのでしょう。

やちむんを作る上で大切にしているのは、「ちゃんと自分が出ている」ことだと言います。

沖縄の言葉で「オーグスヤー」と呼ばれる緑釉をはじめ、コバルトや呉須など伝統的な釉薬を使い、自分らしく表現したデザインが、長らく定番として作られています。また、新たな色柄にも取り組み、やちむんではよく知られる魚紋や、伝統的な飛び鉋、エジプト文様など、新しいデザインが生み出されています。いずれもゆったりとした雰囲気がただよい、おおらかな印象を与えるものばかりです。

野本周さん 干支皿

近年は、年末が近くなると翌年の干支を題材にした「干支皿」の製作が毎年の行事になっているそうです。30枚程度の数量限定で作られ、毎年一つとして同じ色柄はなく、ノモ陶器製作所らしい干支皿が生み出されています。(※当店では寅年皿は完売しております。ご了承ください)

器を使ってくださっているお客様からお手紙をいただいたこともあり、とてもモチベーションが上がるとも話してくれた野本さん。毎回の窯が終わるたびに振り返って思うことは「今回の窯もダメだったな・・・」「うまくいかないな・・・」という反省ばかりとのこと。

製作途中

「自然体でいること」と、「現状に満足しない職人魂」が合わさって、ノモ陶器製作所の世界が作られているのでしょう。

暮らしの中に、ほっと一息つけるようなゆったりとした空気を生み出してくれる、ノモ陶器製作所のやちむん。あなたの食卓にもきっと、自然体の華やかさを添えてくれるはずです。

※過去の工房訪問は下のサムネイル↓から。


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