中国の花茶の一種であるさんぴん茶(ジャスミン茶)。
お茶にはモクセイ科の「茉莉花(まつりか)」が使われ、その可憐な蕾の香りを茶葉に幾重にも吸着させて作られます。
甘く清らかな香りは、心身を深いリラックスへと導く癒やしのひとときを届けてくれるもの。琉球料理などの脂気をすっきりと流し、食後の口の中をすっきりさせてくれます。
琉球の風が運んだ、香片(シャンピエン)
沖縄のお茶といえば「さんぴん茶」ですが、その歴史は15世紀、琉球王国がアジアの海を越え、交易の要としていた時代にまで遡ります。19世紀頃には、福建省や台湾等からジャスミン茶が輸入されるようになりました。
「さんぴん」という愛らしい響きは、中国語でジャスミン茶を含む花茶の総称である「香片(シャンピエン)」が、沖縄の言葉(ウチナーグチ)と溶け合い、人々の暮らしに馴染んでいきました。
高級さんぴん茶「春毛(しゅんもう)」
沖縄の暮らしに寄り添い続けてきた「さんぴん茶」の中でも、ひときわ高貴な薫りを放つ一品があります。それが、「春毛(しゅんもう)」です。
その名の由来は、早春のわずかな期間に芽吹く、若芽の「産毛(うぶげ)」にあります。茶の世界で「白豪(バイハオ)」と呼ばれるこの微細な産毛を湛えた茶葉は、高品質であることの証です。
香り: 爽快なジャスミンの香りと、ベースとなる茶葉の甘い戻り香。
味: 凝縮された旨みが喉の奥までしっとりと潤します。
沖縄の「一茶碗茶(チュチャワンジャー)」という風習
沖縄には「一茶碗茶」という習わしがあります。お客様が席を立とうとした際、「もう一杯飲んでいきなさい」とお茶を注ぐ。それは「急いで帰る道中、悪いもの(厄)に遭わないように」という、相手を慈しむ心から生まれたものです。
湯を注ぎ足しながら、二煎、三煎と変化する味わいをゆっくりと愛でる。効率が優先される現代の中で、このゆとり時間が、私たちが提案したい「琉球の宝物」です。
商品詳細
- 原材料名:緑茶、ジャスミン茶
- 内容量:30g
- 保存方法:直射日光・高温多湿を避けてください。
- 賞味期限:2027年1月28日
お茶の淹れ方
- 茶葉:約3g / お湯の温度:約90℃
- 湯量:約200ml / 抽出時間:約2分
スプーン等で茶葉を起こすように軽く1回混ぜ、最後の1滴まで別の容器に注いでください。
・2煎目以降もお楽しみいただけます。
・湯量、抽出時間は、お好みによって調整してください。