ガラス工房 ロブスト
暮らしに溶け込む、軽やかで気品ある琉球ガラス
沖縄島の中部、うるま市にある「ガラス工房ロブスト」さん。
共栄ガラスやガラス工房清天といった沖縄のガラス工房で研鑽を積んだ池田さんが、2004年にご夫婦で立ち上げた工房です。
あえて色の主張を抑え、ガラス本来の透明感を引き出すシンプルなデザインを追求することで、琉球ガラス特有の温かみと、現代の暮らしに合うスタイリッシュな軽やかさを共存させました。
池田さんの繊細で丁ねいな仕事から生まれるガラス。手に取った瞬間に感じる心地よい軽さは、毎日気負わずに使うことができます。
ご自身用としてはもちろん、ゆいまーる沖縄ではギフトとしても高い人気を誇ります。性別や年齢を問わず、大切な方へ届ける「心よろこぶ贈り物」として、使う方の日常にそっと寄り添ってくれる器です。
「実用品」から始まった琉球ガラス100年の歩み>
沖縄でガラス製造が本格化したのは、今からおよそ100年前のことです。当初はランプの火屋(ほや)や駄菓子瓶など、生活を支える実用品として作られてきましたが、第2次大戦の時に沖縄戦でガラス工房は、壊滅的な被害を受けてしまいます。
第2次大戦後の物資が乏しい時代には、コーラやビールの空き瓶を再利用して器を作り始めた職人たちが現れました。
微細な気泡や独特の厚みは、やがて琉球ガラスならではの個性となり、その後、沖縄を訪れた米兵が土産品として買い求めるようになり世界へと広がっていきました。1998年には沖縄県の伝統工芸品にも指定されています。
琉球ガラスでぜひ感じていただきたいのが、戦後のガラスづくりにみられるように、どんな状況にあっても、生きるためにガラスを吹き続けてきた、職人さん達から生まれる生命力です。