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職人の呼吸が刻まれた
「チチチャン」の物語

チチチャンと印花の器

野本さんの器を眺めていると、真ん中に小さなお花のような模様があり、その周りをリズミカルな釉薬の彩りが囲んでいるデザインに目が留まります。この愛らしいデザインには、沖縄の陶工たちが大切にしてきた言葉と、野本さんの「焼き物と向き合うスタンス」が映し出されています。

「チチチャン」って、どんな意味?

一度聞いたら忘れない、かわいらしい響きの「チチチャン」。実はこれ、沖縄の言葉で「突く(つつく)」を意味する言葉に由来する、職人さんたちの専門用語なんです。

陶器がまだ乾ききる前の柔らかい土に、道具を使って細かな点文様をリズムよく突いていく。その「突く動作」そのものや、描き出された点文様を、親しみを込めて「チチチャン」と呼びます。職人の手の動きがイメージできるような、温かな名前です。

チチチャンの技法

真ん中に咲く花の彩り

器の中心に添えているのが、花のような模様を描く伝統的な模様のひとつ。

実はこのデザイン、最初から完成図があったわけではありません。野本さんはまず周りの装飾を描き、その時にふと「真ん中が寂しいな」と感じて、ワンポイントとして花を添えたのだそう。計算された完璧さではない野本さんの素直な感覚が、この絶妙なバランスを生み出しました。

印花のスタンプ

暮らしの中で楽しむ、手仕事の「心地よい揺らぎ」

野本さんは「きっちりしすぎるのは好きではない」と語ります。チチチャンの文様を描く際も、正確な等間隔を狙うのではなく、「アバウト」で「ランダム」な感覚を大切にしています。

確かに器を良く見てみると、決まった法則で描かれていても、ひとつとして同じ表情がなく、それぞれの器に豊かな個性が表れています。

チチチャンの技法 沖縄で古くから愛される釉薬を用い、その時々の呼吸やリズムによって刻まれる文様。 整いすぎていないからこそ生まれる「心地よい揺らぎ」は、私たちの日常に気負わない温もりを運んでくれます。

「どんな料理も受け止めてくれる、懐の深い器」。 ノモ陶器製作所の器は、暮らしの風景に静かに馴染み、使うほどに自分自身を整える豊かな時間へと、あなたを誘ってくれるはずです。

ノモ陶器製作所の器がある食卓
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